MM製品評価表とは
マネジメントマーケティングのツールには「MMワンシート企画書」、「MM戦略シート」のほかに、いくつものツールがありますが、ここでは、「MM製品評価表」について記します。
後に「MMプロトタイプ(試作品)評価表」についても、記載したいと思います。
製品はつくっただけのものですが、製品が商品であるのか、製品のままなのか、製品評価の視点は次の3点です。
1. 新規性
2. 優秀性
3. 市場性
この3視点で製品を評価。これ以外の評価にも経営者評価、及び企業評価基準などがあり、個別評価と総合評価を行うのがMM製品評価です。これを採点書に表したものがMM製品評価表で、その採点内容が製品評価基準書に示されています。
一言で3視点といっても、製品の持つ魅力や弱点を見極めるには、業界、専門知識に精通するだけではこの3視点を客観的に評価することはできません。
科学的かつ客観的に製品評価をするには、当該商品を中心にその企業の総合力を判断し、さらに業界でのポジショニングや競合・類似商品との差別化などを見る必要があります。
その上でこれらを点数化して総合判断することが求められます。
MM製品評価表はこれまで多くの都道府県、市町村の公的販路開拓支援事業や、公的マーケティング支援事業などで活用し、これまで数多くの採択事業に活用されてきました。
現在の社団法人の協会事業がスタートし(2001年11月1日、設立時はNPO)、これまで幾度も、実践の中で活用し、ブラッシュアップを加えてきた製品評価表、それがMM製品評価表です。