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小塩稲之
出版物はこちらから

「商品開発学」
商品はこうしてつくる
 
定価:2,750円(税込2,970円) 
著 者 小塩 稲之
※インターネット、大手書店で購入できます。
 


つくる」から「売れる」へ

〜日本型セールスレップが変える企業の販路開拓〜
書 名 「つくる」から「売れる」へ 出版社 発行所=TAC出版
著 者 小塩 稲之
税込価格 1,540円(本体1,400円+税)
※インターネット、大手書店で購入できます。


観光地域コーディネートのための
『コトづくり、モノづくり、場おこし学』

著 者 小塩 稲之
定価: 3,300円(税込)
 本書は、観光コーディネーター、観光士の公式テキストともなっている書籍です。
 


『観光と地域資源活用』 
観光コーディネート学

著 者 小塩 稲之定価: 3,300円(税込)
 観光学 レポート、観光社会学レポート、観光文化レポートにも最適の1冊!本書は、観光コーディネートを学ぶための公式テキストともなっている書籍です。

インターネット、大手書店でも購入できます。

 


 

小塩稲之のMM


マネジメントマーケティング


MMの「場おこしの7ステップ」

 MM場おこしのステップ手順の前に、「場おこし」と「場おこし学」の意味を示します。

「場おこし」とは
 場を掘り起こすこと(場起こし・発掘)という意味と、空間を創造し、場を振興すること(場興し・盛んにする)という2つの意味があります。

「場おこし学」とは  
 場起こし(地域発掘)で始まり、場興し (地域振興)までの活動をいいます。
 場おこし学は、マネジメントマーケティングの考え方に基づき「市場の視点」を重んじた実践の学問のひとつとして、筆者はとらえています。

 「場おこし学」は地域の「エリア・アイデンティティ」を構築・確立し、地域資源を「自然景観」「生活文化」「伝統的歴史」「スポーツ」「芸術」の5つの切り口で整理し、これらを活用することが重要です。 

 「場おこし学」の生まれた背景には、「知的好奇心」が重要視され、「自分の中のストック化現象」が観光のライフスタイルを大きく変化させたことです。

、観光者のニーズはますます「知的好奇心」や「知的精神的快楽」追求が重要視され、観光のライフスタイルも大きく変化することになるでしょう。



ー「場おこし学」の生まれた背景ー

 情報化の進展により、「知的好奇心」が重要視され、「所有への欲望」(モノを持つこと)から「行動への欲求」へと変化し、「自分の中のストック化現象」が観光のライフスタイルを大きく変化させること、ここに着目したことが「場おこし学」の生まれた背景である。

  さらに、地域の観光では「生活文化」=「面白いコト」に触れることが観光の重要なキーワードになっている。これに加えて、新たに「体験する」、「交流する」というキーワードが重要になってきている。  

 したがって、これからの観光は「自分独自の観光」であり、「どこへ行くか」ではなく、「何しに行くか」の観光が主流になる。これにより見るだけの観光から学習体験観光が増大し、職場などの団体旅行ではなく、気のあった友人やひとりで楽しむ観光が拡大していくであろう。

(1994年4月〜11月号 総合ユニコム月間レジャー産業:小塩稲之連載コラムより抜粋)

 

 いま、私たちの生活を取り巻く状況は一変しています。
 これまでの企業を主体にした生産活動そのものも、大きな変革を迫られています。   
 このような時代の特徴として、いま、形のないものにお金を使う、いわば「自分の中のストック化」現象が、いろいろなところで起こっているのです。

 さらに、地域の観光では「生活文化」、「面白いコト」に触れることが観光の重要なキーワードになっています。
 これに加えて、新たに「体験する」、「交流する」というキーワードが重要な要素となっている。特に、地域コーディネートでは「コトづくり、モノづくり、場おこし」の活動が重要となります。


「コトづくり」とは
  「モノ」の形ではない、コトの新しい価値を創造する「仕組み」づくりのことです。
  「モノ」の形ではなく、その機能を社会に役立つ「新しい価値を生み出す仕掛けや仕組み」として創造することです。  

場おこしの7ステップは、次のステップ手順で進めてゆきます。
  その1) 地域発掘調査
  その2) 地域情報リスト
  その3) 観光商品テーマ別評価シート 
  その4) 観光商品の創出
  その5) コトづくり、モノづくり
  その6) 場興し(地域振興)
  その7) 事業評価シート

 地域発掘調査から地域情報リスト作成までが「場起こし」であり、観光商品テーマ別評価シート作成・分析から事業評価シートの作成、分析、実施までが場興しとなります。

 場おこしの7ステップは、
前述した、まちづくりの3ステップのアンブレラの中でその役割を果たすことになります。

 

小塩 稲之(コシオ イネユキ) 
 代表的開発ツールにMM戦略シート、MM戦略会議(MMC)、MM戦略会議プログラム(MMP®)、マネジメントマーケティング商品企画開発ステップ10など。 
 現職:一般社団法人日本販路コーディネータ協会理事長、
一般社団法人日本観光文化協会会長、日本商品開発士会会長など。

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