観光商品

一般的には「観光商品」といえば、特産品や特産物、郷土料理などを思いあたる人が多いと思うが、従来、「観光資源」「観光施設」「観光サービス」の三つを観光商品としている場合が多い。
 これは、一般に観光関連産業、観光サービスと呼ばれるものを無形だけのものとして、見えないもの、との認識からきているものであろう。しかし、観光商品は観光客をターゲットに、商品化されたものであり、ここには、多くの無形商品、有形商品が存在する。
 たとえば、有形商品の一つとして上げられる特産のブランドについて論議する際は、「特産物」と「特産品」という言葉について、統一した基準のもとで使い分けることが重要である。一般には、特産物と特産品の違いを普段意識して使うことは少ないと思われるが、特産物とは「肉、魚介、野菜、果物、水、鉱石、樹木など自然なものでその土地から産出された物」と定義している。 良い観光商品説明とは、お客様の立場から見た体験シーンとか、安全性など、いわゆるソフトの説明をするべきだという考え方が主流である。
しかし、観光商品の知識をしっかり身につけ、その基盤に立っての観光商品説明でなければ、顧客にその商品を正しく使用する知識や情報を与えることはできない。
観光商品をきちんと納得してもらうことが、顧客の情報等の提供において満足させることになる。
上手な商品説明をするには、きちんとした商品知識を「いかに顧客の立場に立った言葉に置き換えることができるか」が重要である。


資料提供:一般社団法人 販路コーディネータ協会 公式テキスト

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