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い〜ね、い〜ねの

「売れる旅」

第12回

独立
事業者の販路コーディネータ

 販路コーディネータは、専門のマーケティング知識、販売促進知識などを有し、販路開拓指導、商品開発助言・指導、契約管理業務などのアドバイスを行ないます。販路拡大支援策に関与することによりメーカー企業の業績向上・貢献を目指すことを主たる業務とするのが販路コーディネータです。

 なかでも、独立事業者の販路コーディネータに求められる大きな点に、メーカー企業とセールスレップとのマッチングやそのコーディネートができることがあります。
 
メーカー企業及びセールスレップに対する販路COの役割
 
1.販路コーディネータが、メーカー企業の製品、現状販売方法について確認した後、市場の視点とメーカーの視点を双方を考慮して、セールスレップが活動し易い環境(価格、販売促進、販売チャネル、成功報酬など)になっているか考慮し双方、納得して契約ができるような条件を設定します。

2.現状の商品戦略、販売戦略等が市場の視点で判断し、あるいはセールスレップが初期活動でセールスレップ向き商材として難しいと判断された場合、必要に応じて販路コーディネータがブラッシュアップを行います(規模による予算設定)。 

3.その間、メーカー企業の製品に強い、あるいは意欲のある、また能力のあるセールスレップと折衝、商談していきます。簡単なブラッシュアップなら並行してセールスレップを捜すという、販路開拓に積極的、前向きな姿勢で行うことが大切です。

4.メーカー企業とセールスレップのマッチングを企画し、契約条件等の交渉もメーカーとセールスレップ双方の立場をよく理解して、スムースに締結できるようにします。

5.セールスレップとメーカー企業との間の問題解決や更なる新販路開拓企画・販売促進策などに携わり、販売企画責任者としての機能と役割を持っています 。そして、販路コーディネータは最後までメーカーの味方であるという姿勢が大切です。

 

販路コーディネータの固有専門知識と汎用知識 

 
以前に、販路コーディネータの主な業務のなかで重要なものは

1.製品評価(企業評価) 
2.ブラッシュアップ(商品、販売、販促、技術) 支援
3.販路選択(チャネル決定)

 であることをお話しました。

 これらの業務を行う際には、販路コーディネータ固有の業務としての「専門スキルと知識」、また「汎用性のあるマーケティング」とその「専門分野の商品知識」、及び市場の視点に立つための「販路分析」が必要になります。

 そこで、販路コーディネータの業務として、その固有の専門スキルと知識、「汎用性」のあるマーケティング知識をもってオールランドプレイヤーとして、どの分野の商品でも対応していくという人がいます。
 ところが、ここで重要なことはオールランドプレイヤーは「専門分野の商品知識」とその販路分析のための「販路」に有力な人脈などを持っていないということが問題となります。

 一方で、商品知識と販路があっても、まだ販路コーディネータとしてのスキルと知識が身についていないため、たとえば、その計画書が思い通りに作成できない、といった人がいます。
 
 その場合は、どうなるかといいますと、多くの場合は販路コーディネータの専門知識やマーケティング知識を持つ人と、その専門の商品知識と販路を持つ人との組み合わせでブラッシュアップのプロジェクトの推進を図ることがよくあります。

 ブラッシュアップというのは「磨き上げる」ということですが、このブラッシュアップを図るときには、特に販路コーディネータの専門スキルと知識を持つプロフェッショナルと商品知識と販路を持つ人が連携して、プロジェクトを進めることは「複合視点」で市場を見ることができるため、恣意的な考え方を排除し、より相乗効果を発揮できるということにつながります。
 さらに、販路コーディネータとしてのスキルと知識がまだ身についていない人にとっては、販路コーディネータのプロフェッショナルから伝授してもらうことは、早く一人前になる方法のひとつにもなります。

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2009年10月12日(月)

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− ◆東京11/21特別セミナー&MMP −


日本セールスレップ協会は、11月21日東京都内会場にて鈴木栄治氏による
『流通から見た商品開発と販路開拓』をテーマとした特別セミナーを実施する。
店頭・小売・川下から見た川上(メーカー)の商品開発、新規開拓・販路拡大
の攻略法・攻略ノウハウ裏技、流通が望む・セールスレップの条件・使命・役
割など、流通業出身で現在販路コーディネータ/セールスレップとして活躍す
る講師が、その実践に基づく実践ノウハウを公開する。

また、当日会場にてMMP研修を実施。
実際に取組み事例のある商材を題材に、販路開拓でのチーム討議を研修、チー
ムとしてメーカーヒアリング・課題の明確化・提案の取りまとめ・発表を行い
実践でのスキルアップを図る。

講師:鈴木栄治
JMC認定販路コーディネータ1級、JSRA認定セールスレップ1級。
大手量販店バイヤー、商品開発、チーフバイヤー等を歴任。関連会社のスーパ
ーチェーン本部に取締役営業統括部長。営業全般を担当。商品事業部食品開発
部長。PB地域特産品等の企画で業界の話題を集める。ショッピングセンター
事業部テナントリーシング部長。専門店の企画・開発部門を担当。1999年独立
しコンサルティング企業を設立。現在に至る。

特別セミナーとMMP研修は、個別に申し込み可能。
一般参加も受付けている。

詳細とお申込みはこちら


− セールスレップ資格認定全国試験 −

11月15日(日)セールスレップ資格認定全国試験(3級、2級、1級)。
札幌、秋田、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の9会場。

セールスレップ3級試験の詳細とお申込みはこちら
http://www.jrep.jp/shiken/siken_3rd.html

◆セールスレップ資格認定3級研修プログラム
セールスレップ資格認定研修プログラムは、研修受講と小試験合格により、
全国試験同様に資格認定を受けることができる。

 セールスレップ3級資格認定研修プログラム日程
 ・2009/10/17(土)札幌
 ・2009/10/24(土)大阪
 ・2009/10/27,28(火水)沖縄
 ・2009/10/31,11/1(土日)東京

セールスレップ3級資格認定研修プログラムの詳細とお申込みはこちら
http://www.jrep.jp/shiken/kensyu_3rd.html

つくる」から「売れる」へ
〜日本型セールスレップが変える企業の販路開拓〜

書 名 「つくる」から「売れる」へ
出版社 発行所=TAC出版
著 者 小塩 稲之(日本セールスレップ協会会長、日本販路コーディネータ協会会長)
税込価格 1,470円(本体1,400円+税)
発行年月 2008年12月25日
判型 単行本 238ページ
全国大型書店、アマゾンセブンイレブン紀伊国屋yahooネット書店などでご購入になれます


第1章 「日本型セールスレップで販路開拓」 その成功の要件
第2章 セールスレップを活用して販路開拓
第3章 戦略としての販路見直し
第4章 製品評価と市場調査
第5章 国・自治体のセールスレップの取組み
第6章 マネジメントマーケティングの時代
第7章 セールスレップマーケットの現状
第8章 日本型セールスレップ育成事業

マネジメントマーケティング戦略における「理論」と「実践」の双方から、販路開拓における工業、 商業、ITなど、メーカー企業の経営革新、商品開発、販売戦略、販促戦略の解決策をとらえ、 具体的な戦略立案の手順を解説。最近の販路開拓の課題や企業における事例も織り込む。

「いいものをつくったはずなのに、売れない」 「なぜ売れないのか、わからない」 今、ものづくり 経営者の悩みは、「つくれば売れる」から、市場の視点を持って「売れるものづくり」へ。
経営者、行政、公的支援機関、これからセールスレップや販路コーディネータ、
ビジネスマネジメントアドバイザーなどのコンサルタント志望者の必読の一冊。

著者
小塩 稲之(コシオ イネユキ) 1952年さいたま市生まれ。国内大手の流通グループのグループ企画・広報・宣伝統括 担当責任者、第3セクターテレビ局eメディア事業部長、eラーニング推進協会理事長、
経済産業省セールスレップ普及検討委員会委員、などを経て、現在、経済産業省認可 「セールスレップ協同組合」理事長、セールスレップ・販路コーディネータ・マネジメントアドバイザーの資格認定団体「日本セールスレップ協会」会長。埼玉県浦和高等 学園理事、社会科教諭、公的機関助成金評価委員、商工会議所、商工会登録シニアアドバイザーなどを勤めている。

メディアづくり(メッツ出版部)、店舗運営マニュアル(TKK刊)、店舗創業マニュアル(TKK刊)、全国セールスレップ商材扱い基準(JSRセールスレップ協同組合刊)など の著書の他、新たなメディア社会に向けて(インタークロス研究所刊)、企業の文化活動(総合ユニコム刊)などの連載コラム多数。

 

 


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